闇金を知る

闇金を知るその1

闇金を知る
昔はサラ金の今は消費者金融ですが、その中身は昔のサラ金とは全然違います。180度違うと言っていいでしょう。 今の消費者金融は信頼性抜群で誰でも安心して利用出来るようになっています。 今や消費者金融のバックには大手都市銀行がついており、銀行として手が回らない細かい部分を消費者金融系子会社に任せていると言った感じになっています。 例えばプロミスやモビットは三井住友銀行グループ、アコムは三菱UFJファイナンシャルグループ、レイクは新生銀行といった具合です。 大手消費者金融の中ではアイフルが唯一独立系ですが、そのアイフルも東証一部上場企業です。 つまり、今の消費者金融はどれを選んでも昔のサラ金のようなイメージも無ければ、実際の業務もオープンであり問題はありません。 昔のサラ金は社会的な問題として大きな批判を受けましたが、実際にはそれでもサラ金に頼らざるを得ない人も多かったことを現していました。 このことは、安心で借りやすければ更に貸金業(カードローン)は需要があるということになります。 各銀行はそれに気付いてはいましたが、法整備が整ったことから消費者金融との提携を進めてきており、今の形になっています。

法整備とはどのようなものか。
それまでも利息制限法というのはありました。金利の設定は自由ですが、その上限は決められていました。
・10万円未満は年20%まで。
・10万円以上100万円未満は年18%まで。
・100万円以上は年15%まで。

というものです。
ただ、この上限を超えても何故か罰則がありませんでした。そのためサラ金がこれ以上の金利、例えば25%等の金利を設定していても誰も文句が言えなかったのです。 上限を超えた金利でも罰則が無いということは事実上その規制に意味が無いことになります。努力目標みたいなものです。更に一定の条件を満たしていれば金利が利息制限法を超えていても有効であるという規定もありました。 それでも無制限だった訳ではなく、別の法律である出資法が定めている上限金利(こちらは違反した場合の罰則規定あり)以下は守っていました。
・個人間:年109.5%
・貸金業者:年29.2%

この、利息制限法と出資法と、よく分からない有効規定も加わって、利息制限法以上で出資法以下の金利帯がグレーゾーンと呼ばれ、法律上曖昧な位置付けとなっていたのです。 サラ金はこのグレーゾーンを活用していたのです。

さすがにこの曖昧なグレーゾーン金利は改定されています。ただ改定はそんな前ではありません。最終的に今の形になったのは平成22年と実は最近なのです。 サラ金のために犠牲になった人も多く、社会的な問題となってから改定まで時間が掛かっていますので、国や行政の責任も少なくはありません。 今では、利息制限法以上の金利は罰則付きで禁止となりこれが現在の上限基準となっています。また、よく分からない有効規定も廃止となっています。

最近テレビやラジオのCMで良く聞く過払い金とは、サラ金の時の利息制限法以上の金利で支払いをしていた人が対象となります。 今では利息制限法以上の金利は認められていませんし、当時の上限以上の金利と現在の正規の金利との差額は消費者金融に返済義務が課せられています。 自己申告とはなりますが、この差額分が過払い金として、返してもらうことが出来るというものです。 ある調査では過払い金対象者は500万人以上、その過払い金は平均80万以上と言う話もあります。 CMでは過払い金を100万円以上受け取った人が1万人いるとのことですが、その調査結果が本当ならまだまだ氷山の一角ということになります。 実は、過払い金でお金が戻ってきたとしてもデメリットもあるのはご存知でしょうか。そのデメリットとな、何と同じ消費者金融からは2度とお金を借りることが出来ないということだけなのです。でもこれはデメリットとは言えませんね。 過払い金請求には時効があるので、少しでも心当たりのある人はダメ元でも確認してみたほうがいいでしょう。

現在の消費者金融系カードローンの金利はこの利息制限法上限いっぱいで設定されていることが多く、特に10万以上100万未満の年18%は各社横並びになっています。 それでも各社企業努力で金利の違いやいろいろなサービスを用意していますので、これからカードローンの利用を考えている人は一通りインターネットで調べて、自分に合ったサービスの有無を確認した方がいいでしょう。 因みに、銀行のカードローンは100万以下なら12.0%~14.5%等ですので、やはり消費者金融系カードローンより銀行系カードローンの方が金利的に安いのは確かです。 銀行系カードローンの審査が通るならその方が良いし、それが難しい場合は消費者金融系カードローンになるでしょう。