闇金への道

闇金への道その2

闇金への道

闇金(2)
社会人なら給料は銀行振込みですので、銀行の口座とカードは当然持っているはずです。そしてそのカードには大抵カードローンがセットになっています。 つまり、サラリーマンなら何も追加の手続きしなくても銀行系のカードローンは利用出来るようになっているのです。 これが学生や専業主婦など直接収入が無い人達はどうでしょう。条件にもよりますが、銀行系カードローンを作るのは難しいかも知れません。 カードローンには大きく銀行系と消費者金融系がありまが、それぞれには特徴があり、銀行系カードローンは低金利だけど審査が通りにくい、消費者金融系カードローンは審査は通りやすいけど金利は少し高目、となるのが一般的です。 そうなると金利の安い銀行系カードローンの方がいいと思うのが普通ですが、学生や専業主婦のように自身に収入の無い人はこの審査が通らない、というのがこの場合問題になるのです。 収入のない人には貸しても返済が滞る可能性が高いという判断なのでしょう。 そうなってくると、収入の無い人達にとって頼りになるのは消費者金融系カードローンという事になります。

学生も専業主婦も、高額ではないとしてもたまにはどうしても現金が必要なことはあります。飲み会やお食事会、急な物入りや冠婚葬祭もあるでしょう。 そんな時、やはり便利なのはカードローンですが、頼りになる消費者金融系カードローンは急に必要になる時に備えて、すぐにでも準備はしておきたいものです。 古い人なら消費者金融系と聞くとサラ金のイメージがあると思います。サラ金とは今テレビやラジオCMでお馴染みの過払い金に関係している高金利のカードローンでした。 過払い金で100万円戻ってきた人が1万人います!とCMでは言ってますが、逆に言うと1万人以上の人がサラ金への返済で現在の金利以上に相当する部分で100万円(以上)もの余計な金利を支払っていた事になるのです。 それはつまりサラ金から借りるには借りたものの、返済も相当厳しかったであろうことを示しています。 サラ金は当時から金利の高さが話題になっていました。そこから借りたらもう終わり、という印象もあったくらいです。 金利差が100万円となる借金の元金と毎月のその返済額がどんな組み合わせだったのか、想像もつかない位です。 ちょっと考えてみるだけでも、少なくない人達は返済することが出来ずに、相当に困った状況に陥ってしまったのではないかと思われます。サラ金から借りたらもう終わり、というのはとても怖いことなのです。

そんなイメージのサラ金が今は消費者金融として今に繋がっています。当時最大手の武富士は今はもうありませんが、それ以外の大手は今は形を変えて消費者金融として生き残っているのです。 それでも今の消費者金融は当時のサラ金と全く違い、何だかクリーンな印象もある位です。 サラ金を知る人にとっては信じられない位の変化です。それは法規制の見直しが大きいと思います。 当時はサラ金の高金利もグレーゾーンとお呼ばれており、法規制が曖昧であったことから、サラ金がいろいろな問題を起こしているにも関わらず国も警察も取り締まることが出来なかったのです。 サラ金の一番問題は、先ほどから出来ている高金利ですが、そんな高金利でもそこから借りるしかない人が多かったということが実は本当の問題だったのではないかと思います。 当時から銀行系のカードローンもあったと思いますが、今と同じように誰でも簡単にはカードローンが作れませんでした。 どうしてもお金を借りる必要がある人は、サラ金から借りるしかなかったのです。 ただ、金利の高さから余り高額な借金をする人は少なかったとは思いますが、それでも今必要なお金というのは個人個人で違いますので、無理して大きな借金をした人もいることでしょう。 過払い金で100万円戻ってきたような人は、かなりの借金額と返済額であったと思われますが、この辺のデータはありません。

そしてこの辺から段々雲行きが怪しくなってきます。 高金利のサラ金から借金する。その状況から返済も簡単に出来るとも思えません。サラ金からは厳しい取り立てがあります。 当時は取り立てにはほとんど規制がありませんでしたので、自宅や会社に押しかける、夜中に自宅に来る、いろいろな嫌がらせもあったでしょう。 そして待っているのは次のサラ金です。返済に困った人はその返済のために別のサラ金から借りるというもう最悪の状況に陥ってしまうこともあったようです。 そうなると人によっては本当にマグロ漁船に乗って稼いで借金を返す人も居たようですし、自己破産という道を選んだ人も少なくはありませんでした。 サラ金も自己破産されてはお金が戻ってきません。本人だけでなく、自己破産を相談された弁護士も怖い思いをしていた時期は暫く続いていったのです。